ある文系の思議録

公共政策大学院→国家公務員3年目です。

やる気を出そうとすると出なくなる現象

こんにちは、かわもとです。

 

今回はやる気、モチベーションについて書いていきたいと思います。(どうでもいいですが、やる気っていうよりモチベーションって言った方がかっこいいですよね)

 

タイトルの件ですが、やる気を出そうとすると出なくなるという経験は誰しもあるのではないでしょうか。

私は毎日、今日やるべきことを一覧の表としてまとめており、その表に沿って一日を過ごしているわけですが、その表に「済」の文字を入力していくなかで、比較的早く終わるものと、なかなか終わらないものがあることに気が付きました。

 

比較的早く終わるものとしては、「やることリスト作成」「家計簿記入」「読書」などがあり、なかなか終わらないものは「研究計画書進める」や「TOEFLの勉強」などが挙げられます。

一時期は、タスクとして挙げている項目の抽象度が問題なのではないかと思い、「英語の勉強」から「文法問題集 p.1~p.20 」のようにできるだけ細かく設定してみたこともあったのですが、具体化されたからといってやる気が出てくるわけではなかったです。

そこで今までやる気があった状態を分析しその条件下に自分を置けば、常にやる気がある状態になるのではないかと思いました。

 

一通り、今までのやる気のあった状況を思い出し、要素を抜き出した所、以下の4パターンに分類できることがわかりました。

 

①興味、関心がある (プラモデルや野球観戦)

②締め切りに追われている (レポート提出日に書くレポート)

③他人から頼まれている (塾の生徒の質問回答)

④あと少しで達成できそうである (クリア目前のRPG)

 

こうして挙げてみると、外部的な要因がほとんどですね。一見内部かと思われる興味・関心についても、自分の中を掘って興味の対象が見つかる確率は、極めて低いです(その分見つけた時の快感はすさまじいですが)。基本的には外部のものに対して自分がどう反応するかというところで興味の有無を見極めていく場合がほとんどだと思います。

あと少しで達成できるという④についても、あと少しで達成できるところまで至るためのやる気が欲しいのであって、応用可能性に乏しいです。

 

考えてみれば、やる気が出ていないからやる気を出そうとするのであって、やる気が出ている状態でやる気を出そうとするのは無理なのかもしれません。

計画的にやることを決めて義務的にそれをこなしていくのではなくて、掃除をしていて目に留まった本に熱中してしまう時のような偶然を待つよりほかはないのかもしれませんね。

 

では

 

 

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余談ですが上に挙げた①~④について

コンサルタントの人やコンサル志望者であれば、MECEな分け方をするのでしょうが、上手くできなかったので、頭のいい人がいれば教えてください。

具体の羅列からMECEにもっていくのか、MECE的な切り口をまず考えてから具体を挙げていくのかどちらなんでしょうね。